低血圧症の人はミノタブを飲むと危険ってホント?
当サイトでは他の記事でも繰り返しお伝えしていますが、ミノキシジルはもともと高血圧の患者さんのための薬の副作用として多毛症が見られたため、AGA治療薬として改善開発された治療薬です。
ミニキシジルには血管拡張作用があるため、血圧を下げる効果があります。それに伴って、目まいや倦怠感、動悸などの副作用が見られるわけですが、もともと低血圧の方がミノキシジルを摂取するとどうなるのでしょう?
低血圧の人がミノタブを摂取すると
何となくでもイメージしてみてください。血圧が低いのにさらに血管を拡張して血流がどんどん良くなるわけですから、心臓にも負担はかかりますし循環器系にも異常な影響を与える可能性があります。
これはミノキシジルの過剰摂取でも同じです。一日の目安摂取量は5mg~10mgですが、効果を高めようと一度に大量に摂取してしまうと、心臓やその他循環器系に大きな負担をかけてしまうことになります。
最悪のケースを想定
そして最悪の場合を想定するとなると、脳卒中や心不全、失明、腎不全、心臓発作などなど、恐ろしい病気に繋がりかねません。
もちろんこれらは通常は起こる可能性は極めて低いわけですが、もともと低血圧症の方がさらに上限を超えた大量摂取を無理に続けた場合に起こりうる可能性はあります。
ミノタブを服用する場合は、必ず用法容量を守ることはもちろんのこと、低血圧症の方はできれば自己判断で服用せずに専門医に相談したほうが無難でしょう。
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